四天王寺には、歴史の重みを感じられるスポットが随所にあります。ここでは特に訪れるべき名所を厳選してご紹介します。
3-1. 金堂:見逃せない本堂の魅力【四天王寺 金堂】
四天王寺の中心に位置する「金堂(こんどう)」は、伽藍配置の核をなす本堂です。
内部には本尊である救世観音像(ぐぜかんのんぞう)が祀られ、参拝者たちは祈りを捧げます。
現在の金堂は、戦後期に再建されたものとされ、伝統的な仏堂の外観を踏襲しつつ、内部には耐火・耐震構造を取り入れた近代建築技術が活用されています。
堂内は荘厳な雰囲気が漂い、四天王を祀る壁画や仏像群も見ごたえたっぷりです。
特に注目したいのは、仏教の「救済の精神」を体現するような穏やかな救世観音の表情。
じっくり向き合うことで心が洗われるような感覚を覚えるでしょう。
【ヤフートラベル】取り扱い施設数が約17000施設!!国内最大級宿泊予約サイト3-2. 中門:立派な門構えと写真映えスポット【四天王寺 仁王門】
中門は、中心伽藍の南端にあり、南大門の北側に位置しています。
その脇には伽藍を守護する金剛力士像(仁王像)が安置されているため、一般に「仁王門」として知られています。
東側には那羅延金剛力士、西側には密迹金剛力士が配置されており、これらの像は名工・松久朋琳、宗琳両師による制作です。
🔹 金剛力士像(阿形)

🔹 金剛力士像(吽形)

中門(仁王門)越しに五重塔を望む構図は、四天王寺を代表する絶景のひとつ。
🔹 中門(仁王門)越しに五重塔を望む

天気の良い日には、青空と朱色の門とのコントラストが美しく、まさに「写真映えスポット」として人気です。
また、中門前は年中行事の際には多くの露店で賑わい、古来より庶民文化の息吹が感じられる場所でもあります。
3-3. 五重塔と石舞台:シンボルと舞台の歴史
・五重塔(ごじゅうのとう)
四天王寺のシンボル的存在。現在の塔は1959年に再建された八代目の塔であるとされます。高さは約30メートル。内部には特別公開日には上れることもあり、塔内をめぐりながら仏教世界の広がりを体感できます。色鮮やかな塔の姿は、古の都・飛鳥時代から続く信仰のシンボルです。
・石舞台(いしぶたい)
五重塔の近くに位置する「石舞台」は、四天王寺独自の伝統行事や神事が行われる舞台です。特に有名なのは、年に一度行われる「聖霊会(しょうりょうえ)」で、華やかな舞楽(ぶがく)が披露されます。
自然石を組み合わせた素朴な造りは、質実剛健な美しさを醸し出しています。
3-4. 極楽浄土の庭:心安らぐ癒し空間
「極楽浄土の庭(ごくらくじょうどのにわ)」は、四天王寺の境内北西部に広がる庭園で、阿弥陀如来が説く極楽世界を再現したものです。
🔹 極楽浄土の庭

緑あふれる園内には、小川が流れ、四季折々の花が咲き誇ります。特に春の桜、秋の紅葉の季節は圧巻で、訪れる人々の心を癒してやみません。
池を中心とした池泉回遊式庭園で、ゆっくりと歩きながら仏教の教えである「浄土」の世界を体感できる場所。都会の喧騒を忘れ、心静かに過ごせる貴重なスポットです。
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